都立高校の倍率について

全日制の都立高校の倍率は、全体で1.22倍程度です。一番高い倍率は男子が2.06倍、女子が2.55倍となっています。したがって全日制の都立高校は2倍を超えてしまうと、高いということがわかります。なぜ都立高校は2倍程度の倍率で高いと言えてしまうのでしょうか。

それは都立高校は1校しか受けることができないので、絶対に受かりたい人は絶対に受かるような学校しか受けないからです。また都立高校は当日のテストだけでなく、中学の内申点によっても評価をします。そのことから、内申点を確認するだけで大体の学校選びは決まってしまいます。中学の先生も生徒の内申点を考慮して、どの学校にしたらいいのかアドバイスをしてくれるので、合格する確率が高いです。

ただし中堅の都立高は、偏差値の高い私立中学が第一志望の生徒が滑り止めとして受ける場合があります。そうなると、思ったより点数を取らないと合格することができないという事態に陥ることがあるので注意が必要です。倍率は出願してから知ることができるので、どれくらいになるか見当が付きません。去年が低かったから大丈夫だろうと考えていても、皆そのように考えていれば倍率が上がってしまう可能性があります。

こればかりはどうなるかわからないので、運次第ということになるでしょう。なるべく合格したいと考えているのであれば、やはり当日のテストで良い点を取る必要があります。それは自分の頑張り次第なので、あきらめないで勉強を続けましょう。

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