多くの親御さんはできるだけお子さんの学費を安く抑えるために、高校は公立を選択してほしいと思うことでしょう。東京都に住んでいる場合は都立高校、それ以外の地域なら公立高校を選択することがよくあります。私立と公立とでは学費がかなり違ってくるからです。しかし、このような考え方の家庭が多いことから、どうしても倍率が高くなってしまいます。
あまりにも高いようなら、最初から私立一本に絞り込んでしまった方が効率的かもしれません。そこでまずは倍率を調べることをおすすめします。一昔前までは各家庭で高校の情報をインターネットで調べることは難しいものがありました。高校の情報は学校の先生から教えてもらうことが一般的だったのですが、現代では自力で調べることも可能です。
都立高校の倍率はインターネットでも簡単に調べることができます。当然、毎年その率は違ってくるので最新の情報を入手しましょう。過去の情報も参考までに知っておくといいかもしれません。ここ数年で見てみると、かなり倍率が低くなってきていることが分かります。
その理由は至って単純です。少子化が進んでいるからです。それに、私立への選択肢が増えていることも理由の一つと言えるでしょう。大学まで進むためには大学付属の私立高校に入るという人も増えてきているのです。
都立高校の倍率はだいたい1倍ちょっとという率が多くなっています。つまり、受験すればほとんどの人が合格できますが油断は禁物です。